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額装アート｜【インゼル文庫 450番マネッセ写本のミンネザンガーたち】より　中世ドイツ　恋愛叙情詩人　吟遊詩人　中世貴族　騎士　アンティーク　fla-12_ins　#3#4

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インゼル文庫第450番『マネッセ写本のミンネザンガーたちより』から、美しい配色と象徴的なモチーフが印象的な図版を、古い額に額装しました。

インゼル文庫第450番は、14世紀チューリッヒで制作された伝説的な写本「マンネッセ写本（Codex Manesse）」に描かれたミンネザンガー（中世ドイツの宮廷詩人）たちの挿絵を収録した図版集です。詩を朗読する優雅な場面や、騎士として戦場に立つ姿、貴婦人に詩を捧げる恋愛のシーンなど、24点の厳選されたカラー図版とそれらの解説がおさめられています。

※ミンネザンガーとは、12〜14世紀に活躍した、騎士や貴族でもある宮廷詩人のこと。彼らは“ミンネザング（愛の歌）”と呼ばれる、騎士道的な恋愛を詠った詩を多く残し、中世ヨーロッパ文化に大きな影響を与えました。

こちらは裏表プリント仕様で、どちらの面でも飾って楽しめるフレームです。
タイトルは、表面は【Der von Kürenberg】。ミンネザングの最初の詩人として紹介され、騎士的な恋愛精神を体現する先駆的存在とされる人物です。
裏面は【Meister Spervogel】。「Spervogel」は中世ドイツ語で「スズメのような小鳥」を意味し、詩人名「Meister Spervogel」には「さえずる名人詩人」といった象徴的な意味が込められているようです。図像では、彼が小鳥がたくさんとまっているような長い棒を手にしており、その名にふさわしいユニークな姿が描かれています。
黒い鉛筆で描いたような線が見えますが、これは後から書き込まれたものではなく、原本の時点から存在していたもののようです。

現在【Der von Kürenberg】を表にして額装していますが、気分に合わせて表裏を入れ替えることができるよう、マットにはテープで固定しておりません。

図版は原写本の繊細な色彩を忠実に再現しており、一部には金彩も施されていて豪華です。小型ながら華やかで、古い額との相性も良く、クラシックなインテリアやギャラリースペースにもよく映えそうです。
中世の衣装デザインや色彩も興味深く、アイコニックなモチーフやふんだんにほどこされた金彩色が素敵です。

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かなり古い紙ものなので、変色や小さなシミ等経年変化がございます。また、フレームも古いものを手入れして使用しております。綺麗に拭き上げておりますが、金具に多少のサビや、木材部分に傷、補修跡等ございます。飾るにあたって何も問題はありませんが、商品画像をよくご覧いただき、そのような点をご理解頂いたうえでご購入下さい。

※イメージ画像として複数のフレームが写っていますが、商品は1点ずつの販売です。

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サイズ：270mm×220mm
フレーム材質：木、ガラス